水の中で絵が消える? 静岡「る・く・る」で体験イベント

 実験や工作を通じて科学の面白さに触れる体験イベント「夏のサイエンス屋台村」が7日、静岡市駿河区の静岡科学館る・く・るで開かれ、親子約600人が科学との出合いを楽しんだ。

光の屈折について説明を聞く親子=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る
光の屈折について説明を聞く親子=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る

 同館で科学の普及啓発を学んだ市民ボランティア「科学コミュニケーター」が企画した。鉱物をハンマーで割って観察したり、風船を動力に走る「バルーンカー」を製作したりする七つのブースが並び、親子で解説を聞きながら挑戦した。
 光の屈折をテーマにしたブースでは、小さなビニール袋に絵を描いた紙片を入れ、ビーカーの水に浸すと、見る角度によって絵が“消える”様子を観察。富士市の黒木さくらさん(6)は「消える仕組みのお話は難しかったけれど、面白かった。家でもやりたい」と目を輝かせた。

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