自分だけのプラモ制作 静岡で講座、廃棄予定の端材使用

 静岡市葵生涯学習センター(同市葵区)は7日、プラモデルの端材を使って小学生がオリジナル作品を制作するイベントを同所で開いた。漫画家でプラモデルキットの企画を行うたなかよしみさん(59)=駿河区=が講師を務めた。市内外から児童16人が参加した。

制作した作品を紹介する児童=静岡市葵区の市葵生涯学習センター
制作した作品を紹介する児童=静岡市葵区の市葵生涯学習センター

 青島文化教材社(同市葵区)、タミヤ(同市駿河区)、ハセガワ(焼津市)の模型メーカー3社で廃棄予定だった端材を静岡模型教材協同組合が集め、提供した。児童らはたなかさんが制作したプラモデル作品の解説を受けた後、実際に大小の端材を組み合わせながら、潜水艦や飛行機などを完成させた。
 同市葵区の稲葉太一さん(服織小2年)は「イメージ通りの飛行機が作れてうれしい」と話した。
 児童の作品は約1週間、同センター2階で展示する。

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