事業検証5事例、浜松市が支援へ ORIプロジェクト

 浜松市はこのほど、デジタル技術とデータ連携基盤の有効活用事例を官民連携で創出する「ORIプロジェクト」の本年度事業検証の支援先5事例を決定した。最大10万円を補助し、市内での実証実験を後押しする。
 全国から15の企業、団体が事業を提案。全体交流会や個別協議で内容を磨いた上で、市が採択した。交流会の中で複数企業がアイデアを融合させ、協力して取り組む事例も生まれた。グレートバリュー社(東京)が開発した市民の善行をポイント化するシステムに、保険会社やマーケティング会社など3社の技術を組み合わせ、生活支援の新しいサービスを試みる。
 このほかアール・スリー(横浜市)、国際航業(東京)、JX通信社(同)、ユニソック(長泉町)の4社が支援先に選ばれた。

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