遠州織物で繰り返し使える「ラップ」制作 13日まで浜松科学館

 浜松市中区の浜松科学館で12日、食品を包むラップを遠州織物の生地で作る体験イベント「遠州織物でつくる!みつろうラップ」が始まった。初日から、多くの親子連れが参加した。14日まで。

遠州織物の生地を使ったラップ作りを体験する参加者=浜松市中区の浜松科学館
遠州織物の生地を使ったラップ作りを体験する参加者=浜松市中区の浜松科学館

 地場産業の遠州織物の魅力発信が狙い。織物の技術継承などに取り組む浜松市のNPO法人「遠州縞(じま)プロジェクト」が制作した木綿の生地に、アイロンを使って蜜蠟(みつろう)を染み込ませ、繰り返し使えるラップを制作できる。
 初日は、参加者がお気に入りの柄を選んで作業に入り、自然な色味と温かな風合いが特徴のラップを仕上げていった。
 開催は午後3時半から午後5時半まで。料金は150円からで、誰でも参加できる。問い合わせは同館<電053(454)0178>へ。
 

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