“刀の鐔”でお茶飲もう 静岡市美術館、粘土でコースター作り

 静岡市葵区の市美術館で12日、刀の鐔(つば)を模したコースターを制作するワークショップが開かれた。児童ら9人が鐔の役割や各部分の名称を学びながら、粘土で鐔形のコースター作りに挑戦した。

刀の鐔を模したコースターを制作する参加者=静岡市葵区の市美術館
刀の鐔を模したコースターを制作する参加者=静岡市葵区の市美術館

 展覧会「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵~武者たちの物語」に合わせた企画。参加者は鐔のデザイン23種類を参考に、型抜きや錐(きり)を使って思い思いに透かしや模様をあしらった。
 竜南小5年の角田くるみさん(11)は「花やチョウをデザインした。お茶を飲むときに使ったり、飾ったりしたい」と笑顔を見せた。
 ワークショップは21日まで毎日午後1時半と同3時の2回開く。参加費は200円。事前申し込み不要(当日午前10時からの先着順)。問い合わせは同美術館<電054(273)1515>へ。

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