多文化共生へ理解深める 浜松学院高1年生40人に講演

 浜松市中区の浜松学院高でこのほど、「総合的な探求の時間」の一環として、SDGsの目標の一つ「住み続けられるまちづくりを」をテーマにした授業が開かれた。1年生約40人が多文化共生について理解を深めた。

多文化共生について説明した講演=浜松市中区の浜松学院高
多文化共生について説明した講演=浜松市中区の浜松学院高

 浜松学院大の津村公博教授と、浜松国際交流協会の鈴木恵梨香さんが講演した。津村教授はICTを活用してフィリピンの児童・生徒と浜松の児童・生徒をつなげる同大学生らの活動を紹介し「浜松は海外とつながる人が多く、身近に多文化共生の活動がある」と強調した。
 鈴木さんは市内で暮らす外国人の人数をデータで示したほか、留学や結婚など、外国人が日本に住む背景はそれぞれ異なることを説明した。
 生徒は今後、市内で多文化共生について調べるフィールドワークに臨み、9月28日に校内で成果を発表する。

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