メタバースで「さかなのまち」発信 SKE48青木詩織さんがVR接客 焼津市、28日まで出展

 焼津市が出展するイベント「バーチャルマーケット2022Summer」が13日、始まった。メタバース事業を手掛ける「HIKKY」(東京都)の主催で、28日まで。同市は仮想空間(VR)で展開するミナミマグロの解体ショーや地場産品を3Dモデルで紹介し、「さかなのまち焼津」を発信する。初日はやいづ親善大使でSKE48メンバー青木詩織さんがバーチャル空間で「接客」する姿を披露した。

VR空間で接客する青木さん(右)=焼津市役所
VR空間で接客する青木さん(右)=焼津市役所

 焼津市役所を訪れた青木さんはVRゴーグルを装着し、バーチャル空間に登場した。焼津ブースを訪れたアバターを相手に、3Dモデルのネギトロやカツオのたたきを紹介したり、ミナミマグロの解体ショーに参加したりして、地場産品をPRした。来場客からの「どこで売っているの」「どんな味」といった質問に丁寧に答えていた。
 青木さんは「ふるさと焼津の魅力を伝える良いきっかけになると思う」と先進技術の可能性を感じていた。
 イベントの来場者は100万人を超えるという。多くが20代、30代で、市はこれらの世代に認知度向上を図る狙いから参加を決めた。
 青木さんは14日もブースに登場する。そのほかの期間中は市職員と事業者が接客対応する。

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