全国空手アベックV 努力が結果に 浜北松濤館団体戦

 7月末に群馬県で行われた第64回小学生・中学生全国空手道選手権大会で、浜北松濤館(浜松市浜北区)に通う小中学生が、小学校高学年女子組手と中学生男子組手の団体戦で優勝に輝いた。女子は2年連続の頂点、男子は静岡県勢で7年ぶりにトロフィーを県内に持ち帰った。

清水さん(右)の指導を受け、全国大会で優勝した小中学生=浜松市浜北区の浜北松濤館
清水さん(右)の指導を受け、全国大会で優勝した小中学生=浜松市浜北区の浜北松濤館

 それぞれ約50団体が出場し、トーナメント方式で競った。男子の清竜中3年片桐良成さん(15)は「プレッシャーに負けないよう頑張った。空手は10年ほど続け、中学最後でいい思い出になった」と話す。女子の伎倍小6年村松鈴夏さん(12)は「自分から攻めるようにしたのが良かった。中学生になっても大会で勝ちたい」と笑顔だった。
 指導者で同館副館長清水克彦さん(35)は「日頃の努力が自信と結果につながった」と教え子たちを評価した。
 (浜北支局・松浦直希)

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