共演ソリスト選出へ 浜松交響楽団が公開審査 8月21日

 浜松交響楽団は21日午前11時から、共演するソリストを決める「第5回ソリスト・オーディション」を浜松市中区のアクトシティ浜松で開く。6年ぶりの開催で、一般公開を予定。若手演奏家の成長の一助になればと、オーケストラとの共演経験の機会を提供する。

過去の資料を手に、オーディションを紹介する岡部理事長=浜松市中区
過去の資料を手に、オーディションを紹介する岡部理事長=浜松市中区

 オーディションは2002年から4~6年おきに開催している。今回は初のウェブ募集を実施し、ピアノ、弦楽器、声楽の3部門に過去最多の155人の応募が全国から寄せられた。
 当日は、ビデオ録画による予備審査を通過した26歳以下(声楽は32歳以下)の29人が出場する。3部門から計5、6人を選び、浜響の定期演奏会や夏のコンサートで共演する。
 岡部比呂男理事長(70)は「若手演奏家が12分間に全てを懸ける。団員も刺激を受けると思う」と話した。
 入場無料で、申し込み不要(6歳未満は入場不可)。問い合わせは同楽団事務局<電053(454)6722>へ。

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