知ってる? 北斎描いた富士市 市役所で3作品紹介
江戸時代の浮世絵師葛飾北斎の作品「富嶽(ふがく)三十六景」のうち、富士市内の風景を描いたとみられる3作品を紹介する展示「知っていますか?北斎が描いたまち 富士市」が29日まで、富士市役所2階ロビーで開かれている。
全46点で構成する富嶽三十六景の一部作品と、北斎の生涯をまとめた年譜などが掲示されている。
市内の景色といわれる3作品は会場の一角にまとめた。「駿州片倉茶園ノ不二」は法蔵寺、「駿州大野新田」は浮島ケ原自然公園、「東海道江尻田子の浦略図」はふじのくに田子の浦みなと公園と、各作品の下に、題材と思われる場所の現在の様子を記した文章が添えられている。