高校生150人 英会話漬けの5日間 静岡で5校合同プロジェクト

 静岡県中部地区の五つの高校(静岡、清水東、清水南、静岡城北、焼津中央)は19日までの5日間、静岡高(静岡市葵区)とグランシップ(同市駿河区)で英会話への意欲を高める合同プロジェクト「エンパワーメントプログラム」を実施した。

「架空の国」をテーマに発表の準備をする生徒ら=静岡市駿河区のグランシップ
「架空の国」をテーマに発表の準備をする生徒ら=静岡市駿河区のグランシップ

 1、2年生の約150人が参加し、講師はエジプトやネパールなどから日本の大学に来た外国人留学生30人が務めた。生徒5人と留学生1人でグループを作り意見交換をしながら授業を進めた。授業中の会話は全て英語で行った。
 最終日の19日は「架空の国」をテーマにグループごとに発表した。生徒は身ぶりや目線を意識しながら、模造紙に絵などを描き、自分たちが考えた国の食べ物や文化などを伝えた。
 清水東高2年の田中颯馬さん(16)は「完璧な英語ではなくても自信を持ち相手に伝える姿勢が大事だと分かった」と充実感をにじませた。

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