親子で防災知識学ぶ 袋井、消防の仕事体験学習

 袋井消防本部は20日、少年消防クラブのメンバーらを対象にした体験学習会を袋井市の袋井消防庁舎・市防災センターで開いた。管内(同市、森町)の小学生が消防署の仕事を体験して防火、防災に関する知識を身につけた。

放水訓練に取り組む児童=袋井市の袋井消防庁舎・市防災センター
放水訓練に取り組む児童=袋井市の袋井消防庁舎・市防災センター

 同本部は地域の防火、防災リーダーの育成を目的に小学4年生を対象に少年消防クラブ員を募集し、体験学習会などを開催している。この日は同クラブの児童と父母ら計53人が参加。グループごとにはしご車や地震体験車への搭乗、放水訓練などに取り組んだ。
 父親が消防士という森町の朝比奈大惺君(10)は「普段どんな仕事をしているのか、大変さが分かった」と話した。

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