生徒発案の新制服お披露目 着こなし自在に1000通り オイスカ浜松国際高、2023年度導入
浜松市西区のオイスカ浜松国際高は20日、2023年度に一新する学校制服のお披露目ファッションショーを校内で開いた。生徒主導で決めたデザインで、好みや寒暖に応じて自分の着こなしを考えられる、選択肢の多彩さが特徴。モデル役の生徒が特設のランウエーを歩き、学校見学に訪れた中学生に魅力をアピールした。
創立40周年を迎えるに当たり、学校が20年ぶりの制服変更を生徒会に相談。生徒たちがデザインや機能性のアイデアを多数提案し、学校の理解、メーカーの協力で形にした。
冬服はブレザーにカジュアルなフード付きカーディガンやベストを組み合わせられる。ネクタイ、リボンはそれぞれ2色あり、スラックス、スカートを含めて性別に関係なく着用できる。夏服は半ズボンタイプがあり、自転車通学時も快適。着こなしの組み合わせは千通りに上るという。
生徒会長の天野和美さん(3年)は「みんなが楽しんで着られる制服にしたいと思い、意見を出し合った。子どもっぽくなく大人すぎない、高校生らしいデザインになった」と出来栄えを喜んだ。