総盆踊り、力強く 3年ぶりかんばらまつり 静岡

 静岡市清水区蒲原の夏の恒例行事「第36回かんばらまつり」(実行委主催)が20日、蒲原市民センターで繰り広げられた。メインの「総盆踊り」には地域の人々が入れ代わり立ち代わり参加し、力強い踊りを披露した。

浴衣姿などで輪になって踊る住民ら=静岡市清水区の蒲原市民センター
浴衣姿などで輪になって踊る住民ら=静岡市清水区の蒲原市民センター

 新型コロナウイルス感染拡大のため待ちに待った3年ぶりの祭りの開催。午後5時から蒲原太鼓の演奏や市消防団蒲原ラッパ隊の演奏、オープニングセレモニーがあり、夏休み中の地域の子供たちが興味深そうに見守った。抽せん会や打ち上げ花火も行われ、祭りを一層盛り上げた。
 かんばらまつり最大の特徴の総盆踊りは、1950年、各地区ごとに行われる盆踊りが終了した次の日曜日に始まった「総盆踊り大会」がルーツ。その後、87年からかんばらまつりが行われるようになった。
 コロナ禍のため恒例の夜店市の開催は見送ったが、多くの人たちで会場はにぎわった。

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