卓球でオクシズ元気に 大河内小中で大会 今後も各地で開催

 静岡市葵区と大河内学区自治会連合会は20日、同区の大河内小中学校で卓球大会と卓球教室を開いた。卓球関連事業を手掛ける民間企業FPCと連携し、人口減少が進む同市北部の中山間地域「オクシズ」の地域活性化事業として実施した。

卓球大会で汗を流す参加者=静岡市葵区の大河内小中学校
卓球大会で汗を流す参加者=静岡市葵区の大河内小中学校

 県内外の小中学生約40人が2人一組で参加し、シングルスの団体戦形式で対戦。卓球技術の向上を目指し、汗を流した。清水有度二小5年の漆畑瑛奈さん(10)は「自然に囲まれた会場で試合ができてよかった。普段はあまり対戦しない県外の選手と戦えてうれしい」と笑顔を見せた。
 卓球教室には、子どもから大人まで幅広い世代が参加し、卓球の楽しさに触れた。同区などは今後もオクシズ各地の小中学校で卓球イベントを開催する。担当するFPCの河村水稀さん(28)は「オクシズを知り、訪れてもらう機会になれば」と期待した。

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