ファンケルクラシックゴルフ アマ水上7位タイ 鈴木、首位守る

 PGAシニアゴルフツアーのファンケルクラシック(静岡新聞社・静岡放送後援)は20日、裾野市の裾野カンツリー倶楽部(6985ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われた。前日首位の鈴木亨が69で回って通算7アンダー、137で単独首位に立った。

通算3アンダーで7位に浮上した水上晃男=裾野カンツリー倶楽部
通算3アンダーで7位に浮上した水上晃男=裾野カンツリー倶楽部

 2打差の2位で手嶋多一とタワン・ウィラチャン(タイ)が追いかける。アマチュアの水上晃男は68で回り、通算3アンダーに伸ばして7位タイに浮上した。藤田寛之(葛城ゴルフ倶楽部)は2オーバーで31位タイ。御殿場市出身の芹沢信雄は9オーバーで69位タイに後退した。(賞金総額6600万円、優勝1500万円、出場81選手=アマ5、晴れ、30・8度、西南西の風4・9メートル、観客3906人)

 ■水上 バーディー連発
 1オーバー30位タイからスタートしたアマチュアの水上晃男は5バーディー、1ボギーと会心のラウンド。順位を大きく押し上げ、2日目を終えた。
 前半の6~8番で3連続バーディー。安定したショットでピンそば2~3メートルに次々と寄せ、1パットで沈めた。「入り出したら止まらなくなった」と自身も驚くほど。パー5の最終18番は「(2オンを)狙いたくなるが3打目勝負」と言い聞かせ、ピンから3メートルにつけてバーディーで締めくくった。
 昨年の日本シニアオープンゴルフ選手権で、アマチュア史上最高の8位タイに輝いた。アイアンの精度に磨きをかけ、長尺のパターを駆使する。昨日感じていた左親指の痛みがひき「今日はいいゴルフができた」。勢いに乗ってローアマチュアを目指す。

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