五輪種目候補「フラッグフットボール」 川崎市の女子強豪チームと熱戦 静岡

 2028年のロサンゼルス五輪で追加種目候補になっているフラッグフットボールの交流戦が21日、静岡市葵区与一の安倍川河川敷で開かれた。川崎市の女子強豪チーム「FFFC川崎マロンティアーズ」を招き、静岡市内の3チームと熱戦を展開した。

熱戦を展開する選手たち=静岡市葵区与一の安倍川河川敷
熱戦を展開する選手たち=静岡市葵区与一の安倍川河川敷

 フラッグフットボールはアメリカンフットボールのように敵陣地のエンドゾーンにボールを運んで得点を重ねる。タックルの代わりに選手の腰に付いているフラッグを奪うことで攻撃を阻止する。交流戦は競技の普及を図ろうと同市内のチーム「静岡レイダース」の川原崎益宏代表(64)=同区=が企画した。
 市内3チームがマロンティアーズに1試合ずつ挑戦した。選手は声を掛け合いながらパスを回し、エンドゾーンを目指した。得点が決まると観客から「すごい」などと歓声が上がった。
 マロンティアーズの伊藤香代子主将(52)=川崎市=は「いろいろな攻撃パターンを試すことができた」と充実感をにじませた。

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