学生フォーミュラ「歴代最高8位超え目標」 静岡理工科大生が抱負

 全国の学生が設計、製作した車の性能を競う「学生フォーミュラ日本大会2022」(9月6日開幕、小笠山総合運動公園)に出場する静岡理工科大(袋井市豊沢)フォーミュラプロジェクトの壮行会が22日、市役所で開かれた。集まった市民や職員らに意気込みを語った。

壮行会に臨む静岡理工科大フォーミュラプロジェクトのメンバーら=袋井市役所
壮行会に臨む静岡理工科大フォーミュラプロジェクトのメンバーら=袋井市役所

 未来のエンジニアの育成を目的に開催されている恒例の大会。例年国内外から100チーム程度の出場があるという。ガソリンエンジン車、電気自動車(EV)の2部門で車検、静的審査、動的審査の3項目で採点する。同大チームはEV部門にエントリーした。「ハヤブサ」をコンセプトに掲げたマシンを製作中で、歴代最高の8位超えが目標という。
 壮行会では製作中のマシンをお披露目。軽量化にこだわり昨年度のマシンより20キロ軽くした。リーダーを務める五十嵐洋太さん(22)は「メンバーとマシン、スポンサーの皆さんへ感謝の気持ちを忘れずに頑張りたい」とあいさつ。大場規之市長は「地元で120%の力を発揮できることを祈っている。一丸で目標を達成してほしい」と激励した。

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