トイレットペーパーができるまで 富士宮で親子見学、SDGs理解
大王製紙は22日、「家庭の身近な紙製品とSDGs」をテーマにした工場見学ツアーを富士宮市野中町のエリエールペーパー富士宮工場で開いた。親子13組26人が参加し、ティッシュ、トイレットペーパーができるまでの工程やSDGsの取り組みに理解を深めた。
エリエールペーパー第一製造部の藤本直樹部長らが同社の歴史や製造工程、SDGsの取り組みなどを解説した。製造に使った水はきれいな状態で海に放流していることを説明し「かなり厳しい管理をしている」と紹介。製品にならない部分も古紙原料や燃料になっていると説明した。
参加者は四つのグループに分かれて、原料を投入するパルパー室からタンクヤード、中央操作室、抄紙機室など内部を見て回った。