実践的な英語力習得へ 科学技術高生「イングリッシュキャンプ」

 静岡市葵区の科学技術高は22日、同校生徒を対象にした研修「イングリッシュキャンプ」を同校でスタートした。24日までの3日間、外国人講師との交流や、グループ活動を通じて英語の表現力やプレゼンテーションの方法を身につける。

グループで意見交換する生徒たち=静岡市葵区の科学技術高
グループで意見交換する生徒たち=静岡市葵区の科学技術高


 1~3年生の約30人が参加し、初日は東カリブ海に位置するバルバドス出身の男性が講師を務めた。参加者は自己紹介から全て英語を使って会話した。4人一組のグループに分かれ「お金と時間どちらが大切か」などの問いについて意見交換した後、グループごとに意見をまとめ代表者が発表した。
 3日間の研修で「結論の後に複数の理由を述べる」といった論理的な表現方法を学び、最終日には「持続可能な開発目標(SDGs)の達成のためにできること」というテーマでプレゼンテーションする予定。
 担当教員は「社会に出たときに使えるような実践的な英語力を身につけてほしい」と期待を込めた。
 (社会部・沢口翔斗)

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