産業用ロボット、科学技術高に寄贈 清水区の三明機工

 静岡市清水区の三明機工(久保田和雄社長)は、同市葵区の科学技術高に、授業で活用する産業用ロボットを寄贈した。22日に同校で行われた寄贈式で、久保田社長は「科学技術の分野で活躍する人材を育ててほしい」と述べ、小野聡校長に目録を手渡した。

小野校長(左)に目録を手渡した久保田社長=静岡市葵区の科学技術高
小野校長(左)に目録を手渡した久保田社長=静岡市葵区の科学技術高

 寄贈式には同校ロボット工学科の生徒約20人も参加した。寄贈した産業用ロボットは「六軸多関節」と呼ばれるアーム型のロボット。生徒らは今後授業でプログラミングによる産業用ロボットの動かし方を学ぶという。
 機械業界への就職を検討している2年生の岡部凌大さんは「実際に現場で使われている産業用ロボットを操作するのが楽しみ」と学習意欲を高めた。

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