ロボットの新活用法は? アイデア甲子園へ高校生見学会 浜松

 FA・ロボットシステムインテグレータ協会は23日、新たなロボット活用の発想を競う「ロボットアイデア甲子園」に向けた県西部大会見学会(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市北区の日本設計工業で開いた。2日間の日程で県西部の高校生約100人が参加し、ロボットの特性に理解を深めながら新たな活用法を考案した。

ロボットの特徴や動きを見学する生徒=浜松市北区の日本設計工業
ロボットの特徴や動きを見学する生徒=浜松市北区の日本設計工業

 同社の名倉慎太郎社長がロボットが持ち合わせるセンサー、駆動、知能の3要素を説明し、効果的に動かして生産性を高める仕組みを構築する「システムインテグレータ」の役割を強調した。生徒は製造現場で使われる産業用ロボットの動きや性能を見学し、世の中に役立つロボットの活用法や価格設定などをイメージ図とともにリポートにまとめた。
 リポート審査の通過者10人程度が10月に市内で開かれる発表会に臨む。最優秀者は来年の1月に大阪府で開かれる全国大会に出場する。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞