全国ムエタイV 袋井市長に報告 浅羽中3年の鈴木さん、田中さん

 国内トップのアマチュアのムエタイ選手が競い合う「WMC JAPAN アマチュア大会」を制した袋井市在住の中学生2人が22日、市役所に大場規之市長を訪問し、優勝報告とともに今後の目標を語った。

大場市長への優勝報告に訪れた鈴木さん(右)と田中さん(左)=袋井市役所
大場市長への優勝報告に訪れた鈴木さん(右)と田中さん(左)=袋井市役所

 訪れたのは浅羽中3年で「HIDE GYM」に所属する鈴木愛虎(あいと)さん(14)と田中瑛流さん(15)。鈴木さんは打ち合いも蹴り合いも対応できるオールラウンダーでジュニア50キロ級で優勝。田中さんは多彩な技とスピードが持ち味で同45キロ級を制覇した。いずれもタイトルは複数保持しているが、同大会は初の優勝。
 2人は自宅が近所の幼なじみ。ともに格闘技好きの父親の影響でムエタイを始め、同ジムでは競い合って腕を磨いてきたという。来年からはプロに転向し、同市を拠点に国内外を転戦する。
 同ジムの斎藤英雄会長、所属のプロ米村ミレイ選手兼トレーナーと訪れた2人は「本場のタイでチャンピオンを目指す」「誰もが名前を知っている選手になりたい」と抱負を述べた。大場市長は「世界を目指せる人材がいるのは心強い。チャンピオン目指し頑張ってほしい」とエールを送った。

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