交通死亡事故の発生現場を視察、対策を検討 沼津署

 沼津署は22日、沼津市志下の国道414号で12日に発生した交通死亡事故の現場診断を実施した。同署や県、自治会関係者ら15人が視察し、対策を検討した。

事故の発生現場の状況を視察する参加者=沼津市志下(写真の一部を加工しています)
事故の発生現場の状況を視察する参加者=沼津市志下(写真の一部を加工しています)

 事故は12日午後1時45分ごろ、横断歩道のない道路を横断していた女性(88)に北進してきた軽四貨物車が衝突し、女性が死亡した。現場は片側1車線で、約50メートル先に信号のない横断歩道があった。参加者は付近にカーブがあることや、交通量の多さなどを確認。「高齢者は横断歩道までの移動も厳しく、危険を冒してでも道路を渡る人が多い」などの意見が挙がった。
 同署の土屋直也交通1課長は「手前に車がなければ大丈夫ということではない。地域と連携し、改善策を検討する」とした。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞