歌の力で楽しい時間を 28日、初演奏会 10曲披露へ 御殿場のコーラス団体

 御殿場市のコーラスグループ「フェリーチェコーラス」は28日午後2時から、初めての演奏会を同市民会館小ホールで開く。入場無料。本番が近づくにつれてメンバーの意欲が高まり、歌声のレベルが上がっているという。土屋俊光会長(72)は「歌の持つ力を伝えたい」と本番を心待ちにする。

初めての演奏会に向けて練習に励むフェリーチェコーラスのメンバー=御殿場市
初めての演奏会に向けて練習に励むフェリーチェコーラスのメンバー=御殿場市


 同市民会館カルチャー教室のコーラス教室の受講生によるグループ。現在は60~70代を中心に17人が所属し、毎月2回の練習に励んでいる。
 これまで出演していた合同発表会が新型コロナウイルス禍で中止になり、「生の歌声を届けたい」と演奏会を企画した。「翼をください」「春が来た」など10曲を披露する。土屋会長が指導する「オカリナの会」のメンバーも出演し、オカリナを演奏する。
 フェリーチェは幸福を意味するイタリア語。土屋会長は「コロナ禍で大変な思いをしている方々に、楽しく幸せな時間を過ごしてほしい」と来場を呼びかける。
 演奏会に関する問い合わせは市文化協会<電0550(82)4533>へ。
 (御殿場支局・矢嶋宏行)

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