沼津城の大型パネル展示 28日まで中央公園、想像図描く

 沼津工高同窓会や沼津郷土史研究談話会(沼津史談会)の会員らでつくる「『沼津に城があったころ』再現実行委員会」は26日、沼津城の本丸や二重櫓(やぐら)があった同市の中央公園に、城の想像図を描いた手作りの大型パネルを展示した。

沼津城を描いた大型パネル=沼津市の中央公園
沼津城を描いた大型パネル=沼津市の中央公園

 パネルは縦横約5メートルで、実物の約半分の大きさ。沼津城の櫓(やぐら)や堀、垣根まで再現し、精彩に描かれている。
 同校体育祭で生徒が展示する「アーチ」と呼ばれる大型パネルの製作法を応用。初日は市外からも見物人が訪れ、見上げるほどの大きな作品を写真に収めていた。
 制作に携わった同窓会の中谷春二さんは「大きな作品なので、絵のバランスが難しかった」と話した。実行委の渡辺美和会長(69)は「作品をきっかけに、沼津の歴史を学ぶきっかけになれば」と述べた。
 展示は28日午後3時まで。

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