橋本組本社ビル 津波避難ビルに使用 焼津市、橋本HDと協定

 焼津市はこのほど、橋本組本社ビル(同市栄町)を災害時に津波避難ビルとして使用する協定を橋本ホールディングスと締結した。

協定を結んだ橋本社長(左)と中野市長=焼津市役所
協定を結んだ橋本社長(左)と中野市長=焼津市役所

 市役所やターントクルこども館近くに位置するビルは鉄骨造り5階建て。5階に約209平方メートルの避難スペースを確保している。外階段を使って、標高15メートルの5階まで上がる。同地区は津波による浸水深は1・8メートル。夜間でも避難できるように滑り止め兼蓄光材を施した。
 市役所で行われた調印式で、中野弘道市長は「地域住民の安全安心、地域の防災体制強化につながる」と謝意を示した。橋本ホールディングスの橋本真典社長は「災害時にも地域に貢献したい」と述べた。

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