中学生に応援、チア指導 加藤学園高生、演技披露も 沼津

 沼津市の片浜中と加藤学園高は26日、応援団とチアリーダー部の交流会を片浜中で開いた。コロナ禍の影響で2年ぶり。同校の全生徒約190人が先輩の演技を鑑賞したり、直接指導を受けたりした。片浜中では約70人の生徒有志が部活動とは別に、応援とチアリーディングに取り組んでいる。行事ごとに演技を披露していて、現在は11月に行われる体育祭に向け練習を積んでいる。

加藤学園高生に指導を受ける生徒=沼津市の片浜中
加藤学園高生に指導を受ける生徒=沼津市の片浜中

 演技鑑賞後、有志が応援とチアリーディングに分かれて指導を受け、体を大きく動かすことや正しい姿勢などを学んだ。チアリーダーの3年尾鷲万緒さん(14)と松岡亜姫さん(14)は「自分が楽しまないと見ている人も楽しくないと教わった」と気づきを得た様子。3年の長嶋杜和応援団長(15)は「できていない部分が分かった。高校生と同じくらいのレベルの応援団にしたい」と意気込んだ。
 交流会は高校生から直接指導を受けることで、教員の異動などの影響を受けずに活動が継続できるよう5年前に始まった。
 (東部総局・山本萌絵佳)

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