児童が立案 輪投げ、射的を運営 J3沼津ホーム戦で「縁日」

 沼津市の愛鷹広域公園で27日、サッカーJ3アスルクラロ沼津のホーム戦を前に小学生向けの夏休み自由研究体験講座が開かれた。9人が参加し、自身が企画した試合の集客イベントを行った。

J3アスルクラロ沼津のホーム戦に訪れた子どもに輪投げを体験してもらう参加者=沼津市の愛鷹広域公園
J3アスルクラロ沼津のホーム戦に訪れた子どもに輪投げを体験してもらう参加者=沼津市の愛鷹広域公園

 県東部地域局が、若い世代に地域の企業を知ってもらおうと企画した講座の一環。子どもたちは7月下旬、Jリーグの集客をテーマに企画立案を体験していた。
 実際に企画した「アスル縁日」のブースを設置。参加者はホーム戦に詰めかけた子どもたちやサポーター向けに、輪投げと射的体験の運営を担った。呼び込みやルールの説明、景品の贈呈などに協力して取り組んだ。
 将来、集客イベントに携わりたいという富士宮市立大宮小6年の桑原陽有悟君(11)は「お客さんが喜んでくれて楽しい。将来の夢の体験ができてよかった」と笑顔で話した。

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