焼津市 友好交流へ覚書 モンゴル・ウランバートル市チンゲルテイ区と

 焼津市はこのほど、モンゴル・ウランバートル市チンゲルテイ区と包括的な友好交流を実施するための覚書を結んだ。同区とは2018年にスポーツ交流に関する覚書を締結している。東京五輪・パラリンピックを機に深まった交流関係をスポーツ以外の分野にも広げていく。

覚書を結んだ中野市長(左)とチンゲルテイ区の区長=チンゲルテイ区役所(焼津市提供)
覚書を結んだ中野市長(左)とチンゲルテイ区の区長=チンゲルテイ区役所(焼津市提供)

 中野弘道市長や市内のスポーツや福祉など各団体代表ら15人でつくる訪問団が16~19日、ウランバートル市に滞在。17日には中野市長と同区のナツァグドルジ・バトスンベレル区長が同区役所で友好交流に関する覚書に調印した。中野市長は「今まで以上に友好的な交流が深まることを期待したい」、区長は「交流の輪を広げていきたい」とそれぞれ述べた。
 その後、一行は同区議会やモンゴルの体育・スポーツ国家委員会のメンバーと意見交換したり、ウランバートル市内のスポーツ施設や文化施設を視察したりして過ごした。
 スポーツ施設では、柔道やボクシング、バレーボールといった各競技の練習風景を見学。「子ども図書館」では、現地の子どもが浴衣に身を包み、日本語の歌を披露し、訪問団を歓迎した。

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