令和の孫育て 祖父対象にこつ伝授 長泉で講座スタート
長泉町は27日、孫育てをモチベーションにした自分磨きと「おじいちゃん」の居場所づくりを目指す「長泉NGF講座」を、同町のパルながいずみで開講した。孫を持つ同町在住・在勤の男性7人が参加し、今の時代に見合った孫育てを学んだ。
医師で三島市の子育て団体「ママとね」代表の中島あきこさんが「令和時代の子育て・孫育てを学ぼう」と題し講演。共働きの親世代が6割以上を占める現状を紹介し、母親の代わりにだっこすること、スケジュール共有の重要性など最新の育児事情やコミュニケーションのこつを伝えた。叱らざるを得ない親の代わりにほめるのも祖父母の役割といい、「『いいね』をする感覚でほめる、第三者の前で孫をほめることが孫の自己肯定感醸成につながる」とした。
また、孫育ては無理をせず、あくまで自分の生活を軸にして親世代の子育てをサポートするよう伝えた。
講座は全4回。
(東部総局・菊地真生)