地元の技術、参拝者にPR 電動アシスト自転車展示 森町・小国神社

 森町一宮の小国神社で28日、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車「PAS」と「YPJ」の展示が始まった。同町で駆動ユニットを製造するヤマハモーターエレクトロニクスと、PAS専門店エルドラード森町との共同企画で地域が誇る技術をPRする。

地元産業の応援を目的に展示されている「PAS」=森町の小国神社
地元産業の応援を目的に展示されている「PAS」=森町の小国神社


 地元産業の応援を目的に、打田文博宮司とヤマハモーターエレクトロニクスの橘内透社長が話し合い、エルドラード森町の協力で実現した。展示場の除幕清祓(きよめはらい)式が行われ、関係者が開設を祝った。打田宮司は「先端技術に触れ、森町の奥深さを知ってほしい」とあいさつした。
 1993年に世界初の電動アシスト自転車としてPASが発売されて以来、主要部品の製造が行われている同町は「PASのふるさと」としてPRに取り組む。ふるさと納税の返礼品として登録し、本年度町民を対象にPASなど電動アシスト自転車の購入費用を助成している。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞