災害時、燃料を優先供給 駿東伊豆消防、石油商組合4支部と協定

 駿東伊豆消防本部は30日、災害時の消防業務継続へ燃料を優先供給する協定を県石油商業組合の沼津、田方、熱海伊東、賀茂の各支部と締結した。

協定を結んだ頼重市長(前列中央)と県石油商業組合4支部長=沼津市寿町の駿東伊豆消防本部
協定を結んだ頼重市長(前列中央)と県石油商業組合4支部長=沼津市寿町の駿東伊豆消防本部

 災害時、ガソリン不足で消防車などへの通常の燃料供給体制が維持できないことが想定される。4支部か各支部組合員給油取扱所に直接要請することで、優先的に給油が可能になり、消防業務の継続が図れるようにする。
 沼津市寿町の同本部で行われた調印式で、消防組合管理者の頼重秀一沼津市長と4支部長が協定書に調印した。沼津支部の中島博康支部長(84)は「協定を機に、地域社会と住民の安全安心に貢献したい」と話した。

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