全国消防救助技術大会で準V 磐田チーム、喜びを報告

 都内で26日に開かれた第50回全国消防救助技術大会の水上の部「溺者救助」で、磐田市消防本部特別救助隊のチームが準優勝した。メンバー3人が30日、市役所に草地博昭市長を訪ね、結果を報告した。

全国消防救助技術大会の「溺者救助」で準優勝を果たした(右から)河田、鈴木、安井3消防士=磐田市役所
全国消防救助技術大会の「溺者救助」で準優勝を果たした(右から)河田、鈴木、安井3消防士=磐田市役所

 メンバーは、安井大悟、鈴木涼太、河田玲の各消防士。溺者救助は、救助者がプールの25メートル先にいる要救助者の元まで泳いで、ロープをつないだ浮輪につかまらせ、補助者がけん引する。磐田チームは県大会優勝、関東大会4位入賞を果たし、5年ぶり3回目の全国大会に進んだ。同種目には、全国各地の精鋭16チームが出場した。
 リーダーを務めた安井消防士は「訓練の成果を出せて達成感がある。訓練に協力してくれた人たちに感謝したい」と話した。草地市長は「日頃の準備があったから晴れの舞台で力を出し切れた。誇りに思う」とたたえた。

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