自転車選手 水で応援 伊豆の2業者、日本連盟と契約
ミネラルウオーター製造販売のエムアイファクトリー(三島市、安孫子伸一社長)と東京油化(東京都、肥沼一光社長)はこのほど、伊豆市の伊豆ベロドロームを本拠地とする日本自転車競技連盟のトラック競技ナショナルトレーニングセンター「HPCJC」とオフィシャルサプライヤー契約を締結した。
富士宮市で採水し、両社が共同開発した独自技術で製造する高酸素濃度天然水「ふ・さ・み水」の500ミリリットル入りペットボトル500本と、エムアイファクトリーが伊豆ベロドロームに近い伊豆の国市田原野の伊豆工場で製造するミネラルウオーター1トンを毎月提供する。エムアイファクトリーは大会ごとにラベルのデザインを変えた記念ボトルを用意するという。
8月26~29日に伊豆ベロドロームで開催された全日本選手権に合わせて締結を発表した。安孫子社長は「選手を応援することで地域貢献につなげたい」と述べた。連盟の松村正之会長は「選手がパリ五輪でメダルをとって恩返しできれば」と感謝した。