沼津の歩み 振り返る 大学生構成、写真や年表展示

 来年の沼津市制100周年を記念し、市のこれまでの歩みを写真や年表で振り返る企画展「沼津の歴史 虎の巻」が29日まで、同市大手町の沼津信用金庫ストリートギャラリーで開かれている。今年は静岡大4年飯塚茉凜さん(21)と大正大4年杉山未峰さん(22)が、学芸員の資格取得のための博物館実習として、展示の構成や解説の文言などの作成に携わった。

沼津市の歩みなどを振り返る企画展を紹介する飯塚さん(左)と杉山さん=同市大手町の沼津信用金庫ストリートギャラリー
沼津市の歩みなどを振り返る企画展を紹介する飯塚さん(左)と杉山さん=同市大手町の沼津信用金庫ストリートギャラリー

 毎年9月に開いている展示会で、沼津市明治史料館に収蔵されている史料を展示している。近世から現代に至るまでの沼津市の歴史や偉人、史料が年代順に並び、通りかかった市民の足を止めている。
 飯塚さんは「見てくれた人が沼津の歴史に少しでも興味を持ってくれたら」と話した。杉山さんは「大変だった作業もあったが、完成してホッとした」と述べた。
 (東部総局・小西龍也)

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