若手職人の“技”展示販売 陶芸など500点 静岡・駿府楽市
伝統工芸の技術を受け継ぐ静岡県内の若手職人でつくる「するがクリエイティブ」の展示販売会が13日まで、JR静岡駅構内のアスティ静岡西館「駿府楽市」で開かれている。
木工や陶芸などの職人12人が約500点を出展した。ガラスでできたイヤリングや陶器のタンブラーなどデザイン性に富んだ作品が並ぶ。
職人が作品の制作過程を実演で紹介するブースも設けた。日替わりで職人が交代し、1日はステンドグラス作家の藤原俊さん(44)=静岡市葵区小瀬戸=がガラスをカッターで切断する工程を実演した。
藤原さんは「職人の手仕事を近くで見る貴重な機会を楽しんで」と話した。
(社会部・沢口翔斗)