障害ある子がボッチャ体験 東京パラ「金」コーチが指導
サッカーJ3アスルクラロ沼津(沼津市)は4日、ボッチャ体験会を同市のサンウェルぬまづで開いた。脳性まひのある人がプレーする「CPサッカー」のスクールに通う子どもたち15人と保護者が、目標球に向かってボールを投げ入れる競技を楽しんだ。
東京パラリンピックで金メダルを獲得した杉村英孝選手のコーチを務める内藤由美子さん=同市=を講師に迎え、試合の流れやボールの投げ方を教わった。保護者を含む6チームに分かれて試合に挑戦し、好投が出ると拍手でたたえ合った。
小学校高学年からボッチャに親しんでいた勝又大輝さん(18)は「(ボッチャを専門的に)1から教わって初心に戻った。話し合って作戦を立てることで仲が深められる」と話した。
(東部総局・山本萌絵佳)