すごろくで防災楽しく 浜松日体中生、備えと心構え学ぶ

 浜松市のNPO法人「みらいネット浜松」は5日、ゲームを通じて楽しみながら防災について学ぶ「防災すごろく」の体験会を同市東区の浜松日体中で開いた。

すごろくで防災について学ぶ生徒=浜松市東区の浜松日体中
すごろくで防災について学ぶ生徒=浜松市東区の浜松日体中

 1年生約100人が参加した。さいころを振り、「身の回りの危険な場所を家族で確認しておこう」「高い場所へ避難しよう」など、防災や災害時対応の「一口メモ」などが書かれたマスにコマを進めた。
 ゲーム後、井出惺大さんは「ポリ袋が調理やトイレに使えると分かった」と話し、金子千俊さんは「避難場所を知らなかった。災害時の家族との集合場所を決めておきたい」と心構えを語った。
 すごろくは同NPOが6年前に作成した。河原みち代理事長は「いつ起きるか分からない災害に備え、命を守るすべを学んでほしい」と呼び掛けた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞