静岡農高生 特別支援学校生と交流 動物との触れ合いの場
静岡市葵区の静岡農高環境科学科の3年生26人が7日、同校で静岡北特別支援学校小学部3年生18人と動物の触れ合い体験を通じて交流した。
生徒は当番制で毎日世話をしている動物の触り方や餌のやり方を児童に説明した。初めは動物におびえていた児童も少しずつ慣れ、生徒が抱きかかえるアイガモやウサギを優しくなでたり、ヤギやヒツジに餌をあげたりした。
杉山らいさん(17)は「動物を通じて仲が深まったと感じた。子どもたちとの関わり方を勉強した上で交流したい」と話した。
農業科目「生物活用」の一環。静岡農高は14年前から、動物と接する体験を通じた生徒と児童の交流活動を実施している。