送迎バス保有の認可園など 磐田市が安全点検 牧之原園児死亡受け

 牧之原市の幼稚園児が送迎バス内に取り残されて死亡した事件を受けて、磐田市は9日までに、市内の認可園と学校で利用するバスの運用について安全点検を実施し、「問題や不適切な事例はなかった」と発表した。
 点検を実施したのは、送迎バスを保有する公私立認可園の6園。市幼稚園保育園課によると、送迎バスの運転手や乗車人数、降車時の確認方法、チェック表などの状況について書面で調査した。
 小中学校が課外活動などで利用するバス7台についても、運行時の手順を書面で確認した。市教育総務課によると同日、職員間で安全管理を周知・徹底するよう全小中学校に通知した。

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