アナウンサー、消防団を体験 大久保結奈さん、内山絵里加さん「女性ができる仕事多い」 浜松

 浜松市消防団はこのほど、女性向けに団員活動をPRするため、地元のインフルエンサーでアナウンサーの大久保結奈さん、内山絵里加さんを招いた1日消防団体験を中区鴨江の第16分団庁舎で実施した。2人は今後SNSなどで活動の様子を紹介し、女性団員の重要性を発信する。

応急救護を体験する大久保さん(手前右)と内山さん(同左)=浜松市中区
応急救護を体験する大久保さん(手前右)と内山さん(同左)=浜松市中区

 2人は応急救護や自動体外式除細動器(AED)の使用を体験したほか、現役女性団員の活動に触れた。大久保さんは「女性ができる仕事が多いと実感した。力が必要というイメージを変えていければ」と話し、内山さんは「救護側に女性がいれば受ける方も安心だと思う。体験を生かし、私も機会があれば自信を持って救護したい」と熱心に学んだ。
 現在の市消防団員2262人のうち女性は41人。求められる役割が多様化する中、同団は女性団員の増員に力を入れている。

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