筆ペンで表現 思い思いに 浜松市西区で書き方講座

 浜松市西区の伊佐見協働センターで9日、筆ペンで字の書き方を学ぶ「遊字講座」が開かれた。住民20人が名前や感謝の言葉などを思い思いに表現した。

感謝の言葉を思い思いに表現する参加者=浜松市西区の伊佐見協働センター
感謝の言葉を思い思いに表現する参加者=浜松市西区の伊佐見協働センター

 東区に本店を構える雑貨店「四季彩堂」の宮本康典常務(37)が講師を務めた。名前や「ありがとう」といった言葉を題材に、あえてバランスをくずし、太い線や細い線を組み合わせて書く筆文字を紹介した。「書き順は無視し、主役とする線を決めて最初に太く、他の線は細く書いて」などと助言した。
 友人と参加した西区の古橋晶子さん(73)は「筆に触れることもあまりない。年賀状などの名前を手書きで書きたい」と話した。

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