浜松・小池兄弟 空手全国大会そろって3位 次は全日本選手権

 浜松市東区の浜松将陽館に所属する小池來夢さん(与進中2年)と琉音君(与進小1年)の兄弟が都内で開かれた松涛連盟全国空手道選手権大会でそろって3位に輝いた。父和弘さん(42)、母舞さん(41)と4人で教室に通う空手一家。練習の成果が結実し、家族で喜び合った。

兄弟で練習に励む小池來夢さん(左)と琉音君=浜松市東区
兄弟で練習に励む小池來夢さん(左)と琉音君=浜松市東区

 兄弟は25日から日本武道館で開かれる全日本空手道松涛館全国空手道選手権にも東海代表として出場する。
 來夢さんは中2男子型で3位。トーナメントを勝ち抜き、4人による決勝は得意のウンスーを打った。4歳で空手を始め、この大会は初の決勝。「10年間目指してきた大会。絶対勝つという気持ちで打った。優勝を逃したのは悔しいが練習の成果を出せた」と喜んだ。
 琉音君は今大会初出場で、小1男子組手と型の2部門で3位。組手は速い突き技を中心に攻めて、準決勝まで進んだ。型も決勝に進み、得意のカンクウダイを打った。家族での練習を「楽しい」と話し、「次は優勝したい」と力を込めた。

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