ジャンボカボチャ 優勝は456キロ 静岡、重さ競う県大会

 静岡県ジャンボかぼちゃ研究会(池田正昭代表)はこのほど、18日に香川県の小豆島で開かれる重さを競う全国大会に向け、静岡市清水区で県大会を開いた。15人の生産者が集まり、456キロのジャンボカボチャが優勝した。

収穫したジャンボカボチャの計量をする関係者=静岡市清水区
収穫したジャンボカボチャの計量をする関係者=静岡市清水区

 カボチャは「アトランティックジャイアント」と呼ばれる品種で食用ではない。5月に苗を植え、3カ月程度で巨大なサイズまで成長する。ことしは多雨のため生育の途中で腐ってしまうカボチャも多かったという。
 今回で10回以上開催している県大会で優勝したのは清水区中河内の望月康行さんが育てたカボチャで、準優勝は同区吉原の白鳥和幸さんのジャンボカボチャで303キロだった。関係者が慎重に計量作業を行った。
 小豆島の全国大会にはカボチャを布団で包んでトラックに載せ、途中フェリーで向かう。東北地方からの参加もあるという。

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