旅先の風景捉えた モノクロ写真並ぶ 14日まで静岡市葵区

 静岡県中部のモノクロフィルム愛好家らでつくる静岡白黒写真同好会による作品展が14日まで、静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季で開かれている。

思い思いのテーマで撮影したモノクロ写真が並ぶ作品展=静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季
思い思いのテーマで撮影したモノクロ写真が並ぶ作品展=静岡市葵区のしずぎんギャラリー四季

 40~80代の会員14人が、思い思いのテーマで撮影した4~8枚組のモノクロ写真を出品した。自ら暗室で現像した作品も並ぶ。富士市の工場地帯、下田市のペリーロード、京都の桜など旅先で訪れた風景を捉えた作品が来場者の目を引いている。
 会員はSBS学苑の講師も務める竹林喜由会長(78)から指導を受け、会員同士で意見交換しながら技術を磨いている。
 竹林会長は「撮影者の思いを連想する余地があることがモノクロ写真の魅力。会員の個性や狙いを読み取ってほしい」と話した。

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