伊豆・修善寺の施設、誘客促進へ 観光関係者対象にツアー
伊豆市観光協会は9日、協会役員ら市内の観光関係者を対象に修善寺地区の施設を巡る視察ツアーを行った。
魅力を知って誘客促進につなげるとともに、市内他地域のブランド力向上に役立てるのが目的。約20人が参加し、伝統文化を継承する工房や観光庁の既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業で改修した宿泊施設などを見学した。
伝統和紙の修善寺紙を製造する紙谷和紙工房では、和紙の歴史や作業工程を学んだ。地域おこし協力隊員も含め、技術の継承や体験の受け入れに取り組んでいるとの説明を受け、参加者は「何人受け入れられるのか」「作品はどこで買えるのか」と質問した。
7月には天城地区で実施した。中伊豆、土肥の両地区でも開催する。