学生が事業案披露 外来種おいしく料理/たき火で世代間交流 静岡市葵区で発表会

 民間企業が県内の学生の活動を支援する「若者チャレンジファンド」事業の一環で、企画案の発表会が10日、静岡市葵区御幸町の市コ・クリエーションスペースCOCODEで開かれた。

事業内容を発表する学生(右側)と助言する専門家ら=静岡市葵区御幸町の市コ・クリエーションスペースCOCODE
事業内容を発表する学生(右側)と助言する専門家ら=静岡市葵区御幸町の市コ・クリエーションスペースCOCODE

 応募した7グループのうち、8月の審査を通過した大学生5グループが発表した。アメリカザリガニなど外来種の生物を活用した料理レシピの配信や、たき火をしながら社会人と学生が交流するイベントなど、若者ならではのアイデアが披露された。
 同ファンドは県内に拠点を置く6企業が出資し、5グループに活動支援金として各10万円を支給する。外来種の料理レシピ事業を考案した常葉大造形学部の伊藤奈緒さん(19)は「10万円を元手にクラウドファンディングを行い、最終的には動画でレシピを配信したい」と意気込んだ。

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