絵や書など多彩に 芹沢銈介愛好家が作品展 静岡
染色家芹沢銈介の愛好家でつくる「芹沢銈介美術館友の会」の作品展が、静岡市葵区の静岡市役所市民ギャラリーで開かれている。
会員13人による絵画や写真、工芸など43点が出品されている。力強い筆致で夏の富士山を裾野市の十里木方面から描いた油絵や、「家からの眺め」と題し大道芸や花火といった静岡市の風物詩を題材にした写真、昆虫や樹木を精巧に竹細工で制作した作品など多彩なテーマの力作が並ぶ。
会員の大石安任さん(84)=葵区=は「会員それぞれが心を込め、楽しく制作した作品をぜひ見に来てほしい」と話した。