新中学校校舎どんなところ? 伊豆の6小学校 模型を巡回展示

 伊豆市は11月下旬まで、3中学校を統合して2025年4月に開校する新中学校の模型を市内6小学校で巡回展示している。新中学校に通う児童が新しい校舎のイメージを膨らませるのが目的。

新中学校の校舎の模型を見る児童=伊豆市立中伊豆小(写真の一部を加工しています)
新中学校の校舎の模型を見る児童=伊豆市立中伊豆小(写真の一部を加工しています)

 新中学校は修善寺、中伊豆、天城の3中学校を統合して日向地区に新設する。校舎は2階建てで、ICTの活用など多様な学習様式に対応し、通常の教室や特別教室のほかに「コモンズ」と呼ばれる多目的スペースを各所に設ける。校舎と一体化させる体育館は有事の際、地域防災拠点として活用する。
 16日まで展示している中伊豆小では、開校時に3年生として通学予定の6年生が模型を見て「広い校舎で勉強がはかどりそう」「クラスの数がどれくらいになるのか楽しみ」などと感想を話した。校舎には市内産木材を活用する予定。本年度中に着工する。

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